座談会

身体の手入れ(01/04/07)

4月7日(土)神戸戦の後に、お話を伺いました。聞き手は、いつもの様にルイダスのみなさんです。


大澤:誕生日を迎えて、克己さんが日本人最年長プレーヤーとして長い選手生活を維持して生きた事について、現役でいられるコツとは何なんてしょう。

克己:体の手入れとか、そういう事言われるんですよね。俺はあんまり自慢できるほどのことはやってなくて、食事の事とかも、言われるけど、食事は大体出される物をなんでも食べる程度だし、それほど神経質になって食べる物気にしているわけでもないし、睡眠とか、そういうことも、まあ疲れたら寝る程度です。

大澤:(笑い)自然体ですね。

克己:うん、そんなに気を付けているって感じじゃないですけど。ただ、体質的にあんまり脂肪とかつきにくいし、そういう面では恵まれてたかなぁと。だから、みんな気を付けないと肉がついて太ってきたとか、そういのは、無いし、オフシーズンもあんまり苦労しませんね。後は、やっぱり、まあ怪我ってのはありましたけど、怪我した時も、違う意味でサッカーが見れる機会でもあったし、そういう点、やっぱり、まあ性格的な面もあるというか、あんまり、くよくよ悩んだり、落ち込んだりするタイプじゃないし、何でもいいように、もうなっちゃったんがらしょうがないくらいで、そういう楽天的なとこあるんでね。その辺りの性格的な面も良かったかなぁと思うんですけどね。

大澤:生まれ持った体質的な面もありますね。

克己:うーん、そうですね。だから、もうちょっと、これに努力がついたら、もう少し、上行っていたかもしれないけど。(笑い)努力してない訳はないと思うんですけど(笑い)。それなりにはやってると、でもがむしゃらにってタイプじゃないと思うから。だから何でも自然の成り行きで、流れでこう来たというかね。
俺の人生、そのものって感じするんですけど。

大澤:(笑い)今日、神戸戦で出ていたサントス、彼は結構やってるんですよね。冷水とかあたたかいのに交互には行ったりとか、なんかそういうのやったり。

克己:うん、体のトリートメントとか、そういうのは非常に心がけてる人だと思いますよ。

大澤:克己さんは、そういうのはあんまり?

克己:いや、まあ、それはやりますよ。やりますけど、そんなサントス程はやんないです。(笑い)

大澤:なるほど。(笑い)試合や練習終わった後、克己さん、ダウンみたいの着て走るじゃないですか。あれは昔から?最近、なんか心がけてやってるのかなって。

克己:うん。昨年とか連戦になってきたり、そういう時に、疲労とか残り易いから乳酸とか、それをほぐす意味でね

大澤:高校や大学時代にそういうのありました?

克己:うん、まあ、クールダウンというか軽くストレットとかやったりね。その程度ですね。それもなんて言うんですか、焼津の病院行って、有酸素運動とか、いろいろデータ取って終わった後、こういうのやったらいいとかね。昔に比べたら、だいぶ科学的になって、その人の体質、AT値とかね、そういのが出てそれに対して色々と。長崎先生って焼津の病院にいるんですけど、その先生にアドバイスもらったりとかしながら、みんなやってるんでね。そういう面では、昔に比べたら科学的にやってますけどね。

大澤:そうなんですか。では、今、みんなが一番知りたがってる事、怪我の状態はどうですか?

克己:うーん、4ヶ月たって、まだあんまり靱帯が強くないですね、まだ。だから一回装具はずして走ったりとかやってましたけど、今度、ボールに触りながらステップとか入ってくるんで、また逆に装具を付けてやってるんですよ。だから一緒に合流したって日から装具を付けだして、それでボール蹴ったり、ただやっぱり軸足になるのが悪いね。

大澤:つまり、左で蹴る時?

克己:そう、左で蹴る時、右がつっぱちゃうっていうか、自分で防御してるんですよね。それにこうちょっと曲げて力をかけると、この移植した1/3の所が痛むし、まあ、それはしょうがないみたいですけど。あと、だいぶ良くなってきてるんけど、走ってるのはいいけど、止まるのが難しい。それからジャンプが右足ではほとんど高く飛べないというかね。着地も片足じゃむずかしいですね。だからまあ、キムコムって機械があるんですけど、それで測定しても左足の2/3までいかないね。半分ちょっと位かな、まだバランスがね。

大澤:やっぱりまるまる6ヶ月かかっちゃいそう?

克己:というか、まあ6ヶ月たっても不安はないかって言われたらちょっと・・。ただ靱帯とかが強くなっていうのは、やっぱ半年ですね。

大澤:じゃ、装具をはずしてボール蹴ったりっていうのはもう1ヶ月くらい?

克己:そうですね。もう1ヶ月くらいだと思いますね。はっきりわかんないけど。

大澤:おっかなビックリって感じですかね。外して蹴る時は。

克己:まあ蹴るにはいいけど、ステップですよ。それと立ち足にする時。特にまっすぐ行って、こう蹴る時は、いいけど、体勢の悪いところからこう足を変えるとかね、立ち足を・・。そういうのが非常に怖いですよ。

大澤:キック力とかは落ちてる?

克己:うーん、たぶんちょっと落ちてるとは思うけど、ただ蹴るだけじゃわからないけど、キムコムとか測定器でやると数値は落ちてますね。それにキックが膝から振るんじゃなくて、この辺からこうもってくね。

大澤:なるほど、蹴り方も変わってくるか。これでもうふかさないって可能性ももあるね、逆に(笑い)

克己:枠に行っちゃうかな。(笑い)

渡辺:行けるかなぁって思い始めるのは、装具を外してボールを蹴るようになってから?

克己:うん。ボールを蹴るのは、そんなに気にならないと思うだけど、走ったり、止まったり、ジャンプしたりとか、そういう動きですよね。蹴るのは、今もそんなに怖くないです。1ヶ月たって、どの位不安がなくなるのかなっていう感じですね。まだ判らないね。ちょっとやってみないと。前の時も、人工の入れた時も、そんな感じだったけど、人工の時は、自分のここ取ってないから、そういう痛みはなかったんだよね。

大澤:取ったところの痛みが

克己:うん、取った所の痛みがあるから結構力入れた時にズキズキってひびくようなね。そういうのありますね。

大澤:半年たって、靱帯の方が強くなったって判ればね、自信持って。克己さんもロナウドみたいな事もあるからね、今はちょっとね。

克己:だから、なんていうか俺はできるけど、まわりがドクターや医学療法士とかも押さえろ押さえろって感じのあんまり無理しない程度にって感じになってますから

大澤:まあ今のところのチームの状況もまあまあやれてるんで。

克己:今日もよかったんじゃなかったですかね、内容的に。

大澤:プレスも速かったし。

克己:うん、良かったですよ。

大澤:見てても、面白いサッカーっていうか、つないで。

克己:ポンポン、テンポがいい時は、非常にね。神戸がひどかったよね、ちょっと。まあエスパルスがいいっていうか、やっぱ、平松とか入ると変わるよね、ちょっと。頑張ってやってると思いますよ。ミスもあるけど、戸田も慣れないながらも一所懸命やってる、良く。まあ、俺から見れば動きすぎってのもあるけど、それが逆にいい面もあるし。

大澤:ちょうど、ノボリさん、真田さんも抜けちゃってるんで、なんか新しいチームに生まれ変わってるっていうか。

克己:このまま、いっちゃうかもしれないですねー。(笑い)

大澤:それは絶対ないですね。ベテランの力がって時があるだろうし、苦しんで勝ってますよね、結構。「やっと」って感じで。

克己:そうですね。内容的には悪く無いと思うけど、ちょっと点が入るって感じがね。まあ、チャンスはあったけど、ちょっとサイドにこだわってるって感じもあるよね。それで、まあバロンとか、入れば状況変わるけどね。でも、高い方がいいって訳でもないから、久保山だって、最後にああやって点を取るんだからね。
やっぱりクロスの精度とタイミングでね点は取れますから。ただ、もうサイドに出て、ボール上げる時には、もう中にはDFがいるって感じが多いから、ちょっと苦しいかなと思いますけど、ただ、今日はまた良く取りましたよね。

大澤:康平良かったね。

克己:いいよ、あいつが持ったら何かやりそうな楽しみがあるよね。それに強くなってるよね、なんか。

大澤:出てると違うよね。古賀も良くなって来たね。

克己:1対1は、強いよ。でもボール出しは、やっぱ平松、テルとかがボール持ってあれするといいね。ミスは何回かあったけど、まあ全体的には悪くないし横山でペースを取ってるってのもあるんですよ、あいつが動いてね。

渡辺:今日は、どこで見てました?

克己:上で

大澤:見てて、克己さん俺ならなぁって思う事あるんじゃないですか?

克己:でもね、上で見てたら判り過ぎるから、やってたらそこまでは・・。上で見てたら、あそこフリーじゃないかって思うけど、グランドに出たら、そんなには無いんだって思いますよ。自分も、だから、見ててフリーでも、そこの間に人がいますからね。何であそこに出ないんだって思っても、瞬間的に見て人がいたりとかあるし、前の試合で俺が「市があいてるだろ」って言ったらノボリが「無理ですよ、あそこじゃ届かない」って言って(笑い)そうだなと思って。

大澤:そうか〜。(笑い)今日は、どうもありがとうございました。

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