座談会

激励会(01/05/03)

6月16日(土)浦和戦の後にお話を伺いました。聞き手は、いつものようにルイダスのみなさんです。


大澤今日はお疲れさまでした。克己さん予定より、多分早い復帰になるような感じなんですけど、だいたいぴったし?

克己:う〜ん、だいだいそうですね。ただ、東海チャンピオンシップでちょっと出るとは・・。まあ、実戦的な練習をあまりしてなかったから、ちょっとやれるかな〜と心配でしたけど。まあドクターから、あの筋ボムを測定して数値が左より右のほうがまだ7割ぐらいなんですよ。だけど1カ月前とかと比べると20%ぐらい上がってるんで、まあまあいいだろうとGOサインが出て、もう監督ですぐ行くって感じで名古屋戦にでたんですけど・・。

大澤:どうですか、自分でやったみた感触は?

克己:やる前は不安でしたね、やっぱり。練習はそこそこやってますけど、やっぱ実戦になるとちょっと違った雰囲気があるから。どのくらい、こう、それに応対できるかな〜とか、スピードについていけるかとか、ちょっとそういう不安はありましたけど、まあやってみて名古屋戦が終わった時点で、まあまあやれるかな〜って感触はつかめましたね。

大澤:僕ら、気になったのは、終わった後の痛みみたいなのは?

克己:いや、それもあまりなかったですね。この前の市原戦終わったあとが、1番なんかこう、膝のなんかなめらかさがないっていうか、ギシギシしちゃって「あっやばいな」って感じはあったけども、まあそれは疲労からくるものだから、まあ心配ないかな〜って言われて。今日も1本、僕がバーって滑って足とボールがつかって、ベンチでちょっとドクターとかビックリしてたみたいですけど。

大澤:ぜんぜん大丈夫?あんまり?

克己:まあ、俺もちょっと一瞬とまどったけど、力をいれていけばいいかなっと思って、グッと力をいれて。まあ意識してやってる分には大丈夫ですね。やれてる時はね。もう精一杯で必死でやって、もうそういうことが考えられなくなってやっている時は危ないかも知れないけど、力がグッとはいってるし、そういう時には大丈夫だと思います。

大澤:今日の試合で100%完全復帰って感じで?

克己:う〜ん、まだちょっと慣れてないけどね。まあでも、やれるな〜っていう感じは、だんだんつかんできてますけどね。

大澤:90分より今日の使い方みたいなほうが克己さんにとっては全力でできるような感じ?

克己:まっそんなことはないですよ。ただディフェンスとしてはやっぱり、う〜ん、まあどういう使われ方にしろ、自分もやりますけど、まあでもやっぱり最初からでた方が感じは掴めますよね。途中からよりね。

大澤:克己さんがリベロで、森岡をストッパーにいれて。もうそろそろ交代するんだったら、克己さん、後半に使ってくるんだったら、あのパターンしかないなって思って。だいたい、今日は美恵さんが言ったとおりなんで全部選手交代が、ノボリさんそろそろって言ったらパッと横山と代わって、ピッタシ・ピッタシきて、克己さんのところもほとんどピッタリで。

克己:俺も今日当たったんですよ。横山にね、延長前に「お前まだチャンスがあるから点とれるよ」って言ったら取ったんですよ。

大澤:ボールとるのうまいね、克己さん!あらためて今日見せてもらったけど!

克己:エッ!いや、ちょっとイエローもらってファールも、あったんですけど。

大澤:そう、イエロー。俺っちから、あんまり見えないんですよ。

克己:いやちょっと体ごともう・・。

大澤:でも危なげないっていうか、ちょうどキーパーが羽田だったから・・よかったですね〜。

克己:羽田にも、みんなでもう試合前も冗談で「表情かたいぞ!」とかなんか言ってたんだけど、結構、緊張してたんじゃないかな?まあ6年ぶりの公式・リーグ戦、中原から電話がきて「ガンバレよ!」って言って、中原は7年間なんかでられなかったって、そういう奴からも電話がきてね。

大澤:まわりがみんなカバーして、そういう思いが伝わるようなディフェンスだったから。

克己:だから、あいつも運がないというか、真田が急にあれになった時も、東京でギックリ腰になった時、黒河がちょうど・・。黒河を経験上サブで連れてくからって時に、ちょうどそうなって、羽田も練習を終わって電車で前半の途中から駆けつけたとかね。この前も黒河が出たでしょ。羽田出れると思ったけど出れなくて。なかなか苦しい思いをして、まあそれがこうやってね、出れて結果も残せてね、まあよかったと思いますね。

大澤:その時のリベロが克己さんだから、危ないシーンはなくて。

克己:いや、俺のクリアしたのがさ、羽田のこう上にフワーっと飛んでさ〜「オ〜大丈夫かよ〜」って思って、心配になったけど、まあ手前だったから大丈夫だったけど、微妙なとこに行っちゃったらどうしようって思ってさ〜(笑)。

大澤:克己さん、2試合連続オウンゴールかと思って。(笑い)Jリーグの記録に残っちゃうな〜って。(笑い)でもよかった、克己さん自身も完全復帰で、これからもあういうかたちで使われることが、今日勝ったからこれから先もあるかもしれないね〜ずっと。

克己:うん、でもどういうふうにいくかは、監督のあれですけどね。

大澤:今日、終わったあとも克己さん痛みみたいなものは全然ない?

克己:あ〜、今日も別になかったですね。ただやっぱりまだ筋力が、特にこうエクステンションって言うか前に振る力ですか、この腿の前がちょっとまだ弱いから、そういうのやりながらトレーニングしていかないと。

大澤:大きいボールをまだ蹴るのは?

克己:いや、もうそんなでもないけど、でも<う〜ん、ちょっと疲れてきたりね〜。長い時間やってるとちょっと弱いかな〜って感じを受ける時あるけど、プレイではそんなに。

大澤:ダッシュでバッて急に止まるとか、もうそれも?

克己:あ〜、それもそんなに違和感なくやれますね〜。立ち足にするにも大丈夫になってきたし。

大澤:無駄な動きが少ないですよね、見てても。

克己:えっ?

大澤:無駄な動きが少ない。

克己:無駄な動きって言うのじゃなくて、動いてないんじゃない?(笑)ただそれをいいように言ってるだけじゃない?(笑い)

大澤:いやいやいや!やっぱりキャリアかな〜と思うね。要所要所しっかりこう、ここでこの前サッカーの解説をしてくれたじゃないですか?簡単に、あのとおりにやってるだよね。うまいんだね〜。つかず離れずもたせる。ここへきて、あっここで打たれちゃうって思えばパッとつめるし。

克己:そんなことはないよ、先生。

大澤:今日はよかったと思う本当に。この前の市原戦は観てないから(ナビスコ)瑞穂の時のデビュー戦も克己さんすごくよかった。  

克己:そう〜?(笑い)

大澤:終わった後に痛みがあるかな〜っと思って。

克己:それはないですね。

大澤:完全復帰ですね。本当にもう、次はナビスコ草薙の。ここでリベンジしてもらって克己さんにね。

克己:そうですね。まあ出れるかどうか判らないけど、出れなくても1点のビハインドを返せるようにどうにか盛り上げていきたいと思いますけどね。

大澤:もうむち打ちからくるこういう痺れみたいなのは、そういうのは?

克己:ヘディングは大丈夫ですよ、今のとこ、はい。

大澤:高いボールがきたら、心配なんだよな。行かなきゃいいのにって(笑い)

克己:あ〜、僕、あんまり強くないですね、ヘディング。

大澤:あれは、ただ競っるだけだからいいから。(笑い)あんまりよくないですよ体に。ちょっと押すぐらいでいいよ。

克己:やっぱり、俊秀とか強いよ。練習でポジション別になるんですよ。ディフェンスなんて最近上げてきたボールを二人で競ったりとか、ヘディングしたりスライディングしたりとかで、中学校や小学校をそのくらいを思い出すような練習で、このへんがこうスレちゃって、そんな練習したから。競った時は俊秀とかは強いと思いますよ。まあ肉体派だよね。(笑い)俺あんまりそういうのは得意じゃないから。でもやっぱりディフェンスはバーンと強くないとね。

大澤:そうだね〜。中田なんかも結構、強いよね。中田見ても。

克己:でもね〜、もう体っていうかもう体勢が整っている時にガンっていくのはいいんですよ。体勢が悪い時、ポンとやるともうコロンといっちゃうから、だから特にこう走ってて左足に体重がかかっている時にボンと押されたりすると、もうこっちに足はないでしょ?右足にかかっている時にこっちから押されても左足がこう行くけど、左に体重が残っている時ポーンって押されるともう、やっぱりガッて踏ん張っている時にぶつかる分には体勢が整っている時はぶつかれますけど、ちょっと体勢が悪いとポンと押されると簡単にコロンとなっちゃいますからね。

大澤:弱いわけじゃないんだ。

克己:いやいや、まあ強い弱いはあるけどやっぱり体勢とかもありますね。

野田:この前の試合前、電話が多かったって。

克己:試合前から電話とかいろいろメールとかをもらって、プレッシャーをいっぱいいただきました。(笑)

大澤:今日の浦和の応援がすごくて。

野田:選手たちから見たらどうなんですか?

克己:そんなに気になんないけど、でもまあ、よくアウェイであれだけの人が集まってやってくれるな〜と思うよね。帰り道にもなんかこう歩いている人、浦和の人いっぱいいたけど、ナンバーも大宮とかいろんなナンバーの車があって、あんなに来てるんだな〜と思って、すごいな〜と思いますね。あとやっぱり浦和のほう、ウチでいうアウェイに行った時は異様な雰囲気だもんね、あそこは。 だから、またそれはそれで、選手も「やんなきゃ」って気になるよね。あういうふうになったら。

大澤:克己さんがスライディングしてコーナーに出した時に克己コールなんか起きるじゃないですか?聞こえるそういうのは?

克己:それは聞こえますよ。

大澤:やっぱ励みになりますか?

克己:う〜ん、ミスパスして「はあ〜」っていうため息が聞こえる。「はあ〜」っていうねぇ〜聞こえる。それも聞こえるよ、「はあ〜」っていうじゃんね、みんな、ネ?(笑い)

大澤:俺も、まわりは克己びいきだと思っているけど、さすがにあういう時はみんな困るよね。

克己:それは、だって聞こえるよ「はあ〜」とかって。

真理:全員が言うからね、

克己:そうそうそう、だから別に誰が言っているっていうんじゃなくて全体に今も、「はあ〜」っていうのが伝わってくる、聞こえる。

大澤:やっぱ選手たいへんですね。そういう中でやるっていうのは、やっぱさすがに。でも結構、今日ドリブルであがってたしね。

野田:瑞穂の時もあったじゃないですか、あがっていったのが・・ネ!

克己:そお〜?

野田:ありましたよ、1回。シュートいくのかなって。

大澤:結構、ハラハラさせる時ありますよね、充分引きつけて放すじゃないですか、1番最後で、結構こっち出すのかって、おちょくってこっちへまた。

克己:出すとこないんだよあんまり、あれば出したいよ。でも微妙なとこだから、俺んとこから出して取られたらカウンターとかになるし、もらったほうが無理な体勢でもらってもと思うと出せない時があるんだよね。それで、逆いかなきゃと思って、それでどんどんプレッシャーかかってくると大変なんですよ。そういう時ね。いいタイミングでこうリズムいい時はポンと空いたからポンとだせるような時はいいんだけど。

大澤:結構、引きつけてくと来るから、あれを取られると心配だな〜というところがあるんだよね。克己さん余裕でかわしてやってるよって。

克己:余裕なふりをしているだけですよ。

大澤:あういうプレイをみていると前と同じかなって感じでね、全部。もう前に完全に戻って痛みもなければ、もうこれからで、あと40ぐらいまでは軽くいける。

克己:何を言ってるんですか?(笑い)

大澤:まだ先の先の話で、あっ今日、打ちましたね。

克己:いや、打ったっていうか、まあ、あれはちょっとまあ、試合を切っておこうかぐらいの。

大澤:そりゃ〜クリアじゃないですか?

克己:いやそれに近いよ、だって、ありゃボーンって浮いて高いから無理だな〜
と思って、戸田に「はあ〜」とか言われたけど(笑い)

大澤:戸田に「はあ〜」じゃなくて、俺っちもみんな「はあ〜」ですよ。(笑い)

克己:あっそうですか、あんま期待しないで、あれは、もうちょっといい体勢だったらいいけど、あんな浮いてこんなボーンと来てるボールだから、しょうがないあれは。あんなのを期待されたら困るよ、あれは、はい。あれだって本当に入れようなんて思わなかったもん、あん時は本当に、まあいいやシュート打って、とか向こうへ蹴っとけぐらいだったから。

大澤:でも俺っちからみると打って終わりたいようなタイミングなんですよ。もう少し近いとウワア〜っていくんだけど、あれじゃ〜ア〜〜って克己さんやったな!ってさすがだな!って感じだな。

克己:そんなに期待してたんですか?

全員:期待してましたよ〜。

美恵:克己さんがあの位置でボールを持ったらイッターみたいな感じで。

大澤:これはもうシュートで終わるな〜っと思って期待したけど、でもクリアか〜って。

克己:いや、でもこういって、よって行く時はいい感じかな〜と思ったけど、いったらボールがちょっと、無理だな〜と思って・・。

大澤:小野を中心に作ってるってチームって感じましたよ。小野が結構さわって、小野に繋いでって。

克己:小野はいい感じだね。ボール触る、ボールのタッチとかね、感覚的なことは。う〜ん、やっぱり、それに今体が切れているって感じがあるね。前はあんまりそんなに速い感じじゃなかったけど、今はもう飛び出してバーンって前まで来たり動けるから。結構、代表とか行って自信もついて、体も絞れてるんじゃないかなって感じはしましたけどね。

大澤:では最後にこれからの抱負を

克己:そうですね、これからはやっぱり1試合でも多くでたいと思いますけど、それは自分が思っても、監督がどう考えるかだから、でもチャンスは何回かくれると思うし、その時きちっと自分の仕事をして、まあスターティングででれるようなポジションをとりたいと思います。

大澤:克己さん、今日で何試合になるのかな、Jリーグは?

克己:224ですね、多分。

大澤:じゃ、250試合をめざしてがんばって下さい。今日は、ありがとうございました。

テープ起こし 澤口 とり子