座談会
◆レッズ戦(02/03/16)

3月16日、レッズ戦の後ににお話を伺いました。聞き手は、いつものようにルイダスのみなさんです。


大澤:天皇杯、ゼロックスに勝って開幕戦、3/3ヴィッセル戦かなり調子が良かったと思いますが。

克己:あまりミスもなく無難にできたと思います。両サイドが空いていたので長いボールを蹴る事ができました。

大澤:パスの精度がよかったですね。

克己:フリーでいれば出せるよね。いつも人がいるからミスも出るけど、向こうはスリーバック気味で両サイドが空いていたので長いボールがサイドに出せたかな。

大澤:体力的には?延長戦に入って苦しかった事は?

克己:あの試合は、そんなに・・。

大澤:最後まで勝てる気はしましたか?

克己:まあ、あの時も幡戸が速かったし、足の速い選手はいやらしいなあと思いましたが。

大澤:カズはどうでしたか?

克己:カズも後半1本シュートしたかな?でも、あれは遠かったし、カズが崩してシュートとは考えてなかった。どちらかと言うと、カズがゴール前でシュートするという感じで、ドリブルでという怖さは無かった。

野田:城はどうでしたか?

克己:城は痛がりすぎだね。(笑い)でも、そんなに怖くはないね。いつも言うけど、点を取るのが一番難しいんですよ。点を取る人が一番お金をもらうし、スーパースター扱いされるんです。FWとして点を取れないと評価は低いですよね。

大澤:けっこう有名選手を集めたチームですが・・。

克己:良い選手を集めて名前で試合ができるかといったら、そんなことは決してないということですね。やる前は、どんなチームかなあとちょっと不安もあったし、どのくらいかわっているのなかというのはありましたけど、やってみたらそんなに強いという感じは無かったですね。やっぱり良い選手を集めただけでは、機能しない。いろんな選手が合わさって初めてチームが成り立つんですよ。仕事の分担役割がしっかりしてないとうまくいかないですね。

大澤:アントラーズ戦もいい試合だったですね。

克己:シュート数では大差があったみたいですねぇ。(笑い)やってる自分たちは、そんなに大差があったのかなあという感じはするんだけど。

大澤:でも柳沢も鈴木も途中交代させるほどDFがよかったんじゃないのかなあと思ったんですが。

克己:俺は、その時はそんなに良くなかったよね。

大澤:克己さん、延長に入ってから苦しかったというか、足が痛かったですか?

克己:前半でもうダメでした。

大澤:前半で?

克己:前半で1回裏にボールが出て、柳沢を追いかけた時に、ももの裏がビビビっと来てダメだなと思いながら、足を気にしながら、何時ダメになるかと思いながらやってて、後半もとりあえずやったけど、もうダッシュはできなくてごまかしながらやってたって感じです。そうしたら、どうにか1試合持ちました。監督にも、いつ交代してもいいように話してあったんでけど、3人代えちゃうし。(笑い)

大澤:あー(笑い)そうですよね。

克己:まあ、どうにかなるかなって感じはあったんですけど。足はダメで、相手と走りあうのは避けたいなあと言うポジショニングを取りながらやってたんですけど。

大澤:ものすごくサポーターが多くてやりにくかったですか?

克己:やっちゃえばいっしょですね。そんなに気になりません。

大澤:延長に入る前のマッサージは効きますか?

克己:そんなにすぐには利かないですよ。

大澤:アントラーズ戦の延長が利いていますか?

克己:ちょっと利いてるかもしれないし、トレーニングをちょっと怠ってるのかなという感じはするんで・・。(笑い)

大澤:でも、ほんと勝負強くなりましたよね。後半14分で決められるってバロンもほんとにいいですよねぇ。

克己:ボイントはあるよね。あそこで一発を取れるという高さがあるからね。

大澤:イエローカードもらいましたよねぇ。

克己:あ〜、あれ、足がもつれちゃたんですよ。(笑い)小笠原がつっかかって来て、倒れて、審判が2人来て「フットボールだ!」って言って来ました。「判ってるよ〜」と思ったんですけどね。(笑い)

大澤:へ〜、審判もそんな冗談みたいな注意言うんですね。(笑い)それから、その後、日、月、火曜日と練習を休んでいましたよね?

克己:日曜日に治療に行って、月、火は別メニュー。水、木は、一緒にやってみたんですけど、違和感があって、毛細血管が切れて内出血になってしまって。先生には、無理する必要はないと言われたんですが、1試合やったら2週間休みになるからやりますということになったんです。監督も今いい感じでDFラインもきてるからということでいじりたくないという事になって、昨日できるかということで、走ったら違和感はちょっとあったけど、ダッシュもできたのでできるかなと思いレッズ戦はやる事になったんですけど。

大澤:テーピングしてましたよね。

克己:あれは筋肉を保護するために巻いていたんです。トレーナーが触っても違和感があって「これはおかしい」と言われました。はり療法も2日間ぐらい打ったけど、まだとれてないです。今度は左がはってきてしまって、また走れなくなると思いました。今日は、またエメルソンに走らされるしねぇ。(笑い)カウンターが多くて・・、それが一番浦和レッズとしては怖いんです。

大澤:ほんとエメルソンは、トラップとかボールの扱いが上手いですね。なかなかいい選手ですよね。

克己:そうですね。前半はチームが機能しなかったですね。ポストプレイだけではなくサイドに動く事が必要ですね。DFで何が嫌かというと裏をつかれることなんですよ。DFラインがずるずる引いてきちゃうんです。今日は、最初から足もと、足もとばかりで、相手にボールを取られてカウンターになることが多くて、前半は点が取れる気がしなかったです。

大澤:克己さん、監督の所に2回くらい行きましたよね?

克己:トゥットが入って来たから、コーナーの時のマークの確認をしたんですよ。自分が判っていれば指示を出せるからね。

大澤:戸田には、もっと上がって行けと言ったんですか?

克己:そうそう。バックラインに入って来て、バックの仕事をしたんで・・。戸田には、ハーフタイムの時に「もう少し前でボールを受けて、お前が展開して行け」と言ったんですが、「前ではもらえないです。」と言ってましたが・・。バックラインまで入って来ると中盤が薄くなってしまうんですよね。

大澤:克己さん、後半始まる前にみんなに何か言ってましたね。

克己:「ミスも出るけど、気にするな!思い切って前に行け!」と言いました。

大澤:克己さんが入って、天皇杯からフル出場で1回も負けてませんね。

克己:今度は体調のいい時にエメルソンと勝負したいね。(笑い)走るのは負けるけど、他は別に。

大澤:向こうは1点目はうまかったですね。

克己:エメルソンに抜かれるのが怖くて、離れていたスペースを使われたね。

大澤:黒河のキックもいまいち早かったね。

野田:上がった途端に戻るんだものね。

克己:確かにミスなんだけど、あのミスをまわりがなんとかカバーしないと・・。ゴールまでには、時間があったんだから、人が全然いない訳じゃないし。その辺りは、考えないといけないと思いました。ミスは絶対に出るものだからね。カバーはできないことはないと思うんですよ。

大澤:克己さんの考え方ってすごいよね。最初に高木と池田を使った時、高木がミスした時の克己さんが言った言葉覚えている?「DFラインをコントロールできなかった自分が悪い」。こんな事なかなか言えないですよ。

克己:サッカーってリアクションが大切なスポーツなので、1つで終わりじゃないので、修正はいくらでもできるんですよ。修正をいかに早く正確にやるかということなんです。そうしたら点はなかなか取られなくなるし、リアクションの早さで点も取れると思うんです。

大澤:エメルソンは、途中から疲れていましたね。

克己:すごく守備にも力を入れてたし。FWでは、珍しいですよね。(笑い)でも、魅力はあるよね。速い選手はテクニックが伴わない事もあるけど、ある程度ボールもキープできるし。ちょっと違う世界の人って感じがしますねぇ。(笑い)

大澤:1点目の時、市川が戻ってくる時に誉めてましたね。

克己:あのタイミングで上げればいいと思ったんで、また、あぁいうふうに上げろよって。

大澤:克己さん、今日の試合は、勝つと思いましたか?

克己:前半が終わった時点で、このままじゃヤバイ、何か変えなきゃ点が取れないと思いました。

野田:監督のハーフタイムのコメントはありましたか?

克己:監督もいつもよりは強い口調で「もっと前に行け!」と言ってました。

竹内:岡田主審は、監督に何を言ったの?何か注意されたんですか?

野田:私が判断するから、あなたはいいですよって感じじゃない?

克己:あの人もプロになったからねぇ。

大澤:岡田さんも試合をコントロールするのはうまいよね。あ、ところで、克己さん何試合になりました?

克己:234か5じゃない?去年が終わった時点で。

大澤:じゃあ、まだ240試合はいってないね。237くらいかな。250試合が今年の目標ですね。でも、監督が言うように、いい勝ち方してますよね。最後に無理しないで、気を付けて頑張ってください。浜松大との練習試合は、どうしますか?

克己:様子を見てやれたらやります。無理しない程度にね。

大澤:今日は、どうもありがとうございました。

テープ起こし 大坪 千夏/竹内 佳子